Aki Sakata
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Aki Sakata|akisoqls.com
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pixxxxxxxel

2018

写真、processing

 カメラのイメージセンサーやディスプレイの液晶の高精細化によって、デジタル写真(写真)はそこに写っているものがその写真にあるという意識は更に強くなった。 例えば、カレーライスや照明器具を撮った写真がある場合、それの鑑賞者は、カレーライスの写真である、照明器具の写真であるという認識をする。
 しかし、デジタル写真はイメージセンサーによる撮影からディスプレイによる表示まで、すべて演算処理によって行われており、 写真の鑑賞者の認識とは違ってそれはカレーライスであること照明器具であることを伝えようとして表現しているわけではない。
 イメージセンサーなどの撮像素子は被写体の色を読み取ってそのピクセルを縦と横に整列したただただ情報を書き出しているだけであるし、 ディスプレイなどの再生装置はその情報に応じて整列された細かい1つ1つのドットの色を変えているだけであり、写真の鑑賞者に対してカレーライスや照明器具が「再生装置の中の写真に写っているという錯覚を起こさせている」のである。
 作品「pixxxxxxxel」では、写真の1ピクセルを引き伸ばし見せつけることでこの作品の鑑賞者にそういった意識を起こすことを試みる。

 2018年7月26日、多摩美術大学情報デザイン棟1階にて展示。映像作品ではなく、processingによってリアルタイムに画像が生成される。下の映像はその様子をキャプチャした映像である。 アプリケーションをダウンロード

(C) 2017 Aki Sakata